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中学生の体力テスト
体力テスト中学生全国平均令和7年度

中学2年生の体力テスト全国平均|8種目の目安と評価基準

2026年7月更新

中学2年生の体力テストは、小学5年生とは異なる評価基準が使われます。同じ「80点満点」ですが、ベンチマークが異なるため、小中で直接比較することはできません。

この記事では、令和7年度(2025年度)の中学2年生の全国平均を8種目すべて掲載し、お子さんの記録と比較する際の参考にしていただけるようにまとめました。

中学2年生の体力テストについて

  • 対象:国公私立の中学校2年生(悉皆調査)
  • 実施:令和7年4月〜7月
  • 実技8種目:握力・上体起こし・長座体前屈・反復横とび・持久走(男子1500m、女子1000m)・20mシャトルラン・50m走・立ち幅とび・ハンドボール投げ
  • サンプル数:男子442,851人、女子425,075人

中学2年生の全国平均値(令和7年度)

以下は、中学2年生の8種目の全国平均値です。お子さんの記録がこれより高いか低いかで、全国での位置付けがおおよそ分かります。

種目男子女子
握力28.91 kg23.12 kg
上体起こし25.99 回21.62 回
長座体前屈44.98 cm46.97 cm
反復横とび51.63 点45.77 点
持久走410.24 秒310.35 秒
20mシャトルラン78.59 回50.44 回
50m走8.00 秒8.97 秒
立ち幅とび197.50 cm166.39 cm
ハンドボール投げ20.66 m12.36 m
体力合計点42.06 点47.46 点

女子の合計点が高く見える理由

女子47.46点が男子42.06点より高いのは、評価基準が男女別に設定されているためです。男子の方が握力や投げ力で上回っていますが、同じ「42点」でも男子と女子では達成難度が異なります。「女子の方が体力が高い」という意味ではないため、男女を直接比較しないでください。

中学生は体格が大きく異なる

中学2年生は成長段階の途中です。早生まれと遅生まれでは体格差が大きく、その分体力測定結果にも差が出ます。また、部活動の本格化により、スポーツ経験による個人差も拡大します。全国平均はあくまで目安です。

中学2年生の体格(参考値)

体力測定の結果は、体格に大きく左右されます。参考として、中学2年生の全国平均身長・体重を掲載します。

男子

  • 身長161.35 cm
  • 体重50.14 kg

女子

  • 身長155.09 cm
  • 体重46.86 kg

男女で約6cm、体重で約3kgの差があります。この体格差が、握力やジャンプ力などの種目に反映されます。

中学2年生のA〜E評価基準

体力合計点は80点満点で、次の5段階で評価されます。

評価基準点意味
A57点以上優秀
B47〜56点良好
C37〜46点平均的
D27〜36点要改善
E26点以下低い

令和7年度の中学2年生の平均は、男子42.06点、女子47.46点です。いずれも「C評価(平均的)」の範囲に入ります。

小学5年生との基準の違い

評価小5中2
A65点以上57点以上
C50〜57点37〜46点

中2は小5より基準が低く設定されており、小学時代より中学で成長することが前提です。

中学男子だけが「コロナ前に戻った」

スポーツ庁の公式コメントで特筆される点があります。

「体力合計点は、小中学校男女ともに前年度から向上しているが、中学校男子を除いてコロナ前の水準に至っていない。」

出典: スポーツ庁「令和7年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について(概要)」

つまり、小学5年生の男女、そして中学2年生の女子は「まだコロナ前の水準に戻っていない」のに対し、中学2年生の男子だけが「コロナ前と同等またはそれ以上」という意味です。

この理由は何か

調査からは分かりません。可能性として考えられるのは:

  • ・中学男子は部活動が活発化し、運動量が増える段階
  • ・思春期の男子ホルモン分泌による身体の急速な発達
  • ・スポーツへの関心が高く、自発的な運動実践

種目別に見る中学男子の特徴

中学2年生男子の記録の中で、特に目立つものを紹介します。

得意な種目(全国平均が高い)

  • 握力28.91 kg
  • 立ち幅とび197.50 cm
  • シャトルラン78.59 回

相対的に弱い種目

  • 長座体前屈44.98 cm
  • 上体起こし25.99 回
  • (女子より少ない回数)

中学男子は握力や爆発力(立ち幅とび)など、「力」を使う種目で優位です。一方、柔軟性を必要とする長座体前屈では、女子(46.97cm)に及びません。

記録の見方と注意点

全国平均は目安です。以下の点に注意してください。

成長段階による差

中学2年生でも、4月生まれと3月生まれでは1年近い発達差があります。体格に大きな個人差があり、それが体力測定結果に反映されます。

スポーツ経験による差

中学では部活動が本格化します。野球やバレーなど特定のスポーツに従事している場合、その種目に関連した体力測定種目で有利になります。

最も大切なのは年単位での伸び

全国平均より低いことより、「昨年と比べてどう伸びたか」の方が重要です。全国平均以下でも、毎年着実に伸びていれば問題ありません。

記事のまとめ

令和7年度の中学2年生の体力テストから分かることは:

男子は平均42.06点(C評価)。握力・立幅跳びなど爆発力系が得意。中学男子だけがコロナ前に戻った。

女子は平均47.46点(C評価)。柔軟性で男子を上回る。ただしコロナ前にはまだ戻っていない。

中学は成長段階の幅が大きく、平均値だけでなく個人差が非常に大きい段階です。

当サイトの診断では、平均値との比較だけでなく、お子さんの8種目の個別成績から、その子の強みと向いているスポーツを特定できます。

出典・参考資料

  • 文部科学省(スポーツ庁委託)「体力・運動能力調査報告書」— 新体力テスト8種目の全国平均値データ
  • スポーツ庁「令和7年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果 https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/kodomo/zencyo/1411922_00014.html
  • 同 調査結果の概要(令和7年12月) https://www.mext.go.jp/sports/content/20251217-spt_sseisaku02-000046317_000101.pdf
  • 同 報告書 第3章 基礎集計(中学校) https://www.mext.go.jp/sports/content/20251216-spt_sseisaku02-000046317_0000801.pdf
  • ※ 運動発達・スポーツ科学に関する内容は、スポーツ科学分野で広く知られた知見をもとに当サイトが解説したものです。
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